地球PF運用ブログ(FIRE生活中)

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VXUSの投信

楽天投信投資顧問が新ファンドを設定します。正式名称「楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド」、愛称「楽天・VXUS」。バンガードのETF「VXUS」の投信版ですね。

私は地球株として主に本家「VT」を保有しています。VXUSはVTから米国分を除いたようなものです。「VTI(米国)+ VXUS(米国以外)= VT(地球株)」となります。VTIを6割、VXUSを4割の割合で持てば、ほぼVTを保有している状態と同じになります。

米国ではVXUSの方がVTよりも人気です。米国人投資家からすれば、これ一本で外国株全てに投資できるので有用なのでしょう。VTIやVOO(S&P500)をコアに据え、それ以外をVXUSにしている人が多いのだと思います。日本人投資家が、日本株日本株以外を組み合わせるようなものですね。

もっとも昨今では、日本の多くの投資家も主に米国株に投資しています。この傾向は特に若い投資家ほど顕著なようです。

ツイッターでよく、米国株と全世界株を両持ちしている人を見かけます。米国分の重複を承知の上で、米国以外にも広く投資するためでしょう。今後は楽天・VXUSを使えば、手軽に重複なく米国以外にも投資できるようになります。米国株がメインで、かつ米国株だけでは少々不安、といった投資家にとって待望のファンドではないでしょうか。

私は以前、地球株を実現するためにVT一本で済ませるか、それとも「VTI+VEA+VWO」にするか悩みました。VEAは米国以外の先進国、VWOは新興国に投資するETFです。実は3つの組み合わせの方がVT単独よりもカバー範囲が広く(投資先が多く)、しかもコストを抑えられます。しかし継続的に投資する場合、それぞれの割合がVTの構成比に一致するよう、常に注意しなければならなくなります。そうした割合の調整が面倒なので、VT一本を選択しました。もしこれから初めて地球株に投資するとしても、おそらく同じ理由でVT一本にすると思います。

楽天・VXUSの登場は、特に米国株メインの投資家にとって喜ばしいと思います。私は最初から本家VTに投資しているので、あえて楽天・VXUSを購入することはないと思います。それでも、魅力的なファンドが続々と登場してきて嬉しいですね。

 

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