昨年12月の全国消費者物価指数が発表されました。前年同月比で4.0%上昇。1982年12月以来、実に41年ぶりの歴史的な上昇幅です。
先立って東京23区の消費者物価指数が発表されており、そちらも4.0%の上昇幅でした。
東京のCPIは全国版の先行指標と言われていますが、まさしくその通りの結果となりました。
全国版CPIでも、相変わらずエネルギーと食品の上昇が目立ちます。これらを除けば、上昇率は前年同月比で1.6%増に留まります。ツイッターで主な値上げ品目が紹介されていました。
主な値上げ品目
食用油がこれだけ上がっているので、当然様々な食品価格が上昇しています。困りますね。また私は在宅勤務のため、ガスも電気もフル活用です。こんなに値上げされると非常につらいです。
先日、日銀は金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決定しました。
思い返せば、もともと日銀の物価目標は2%でした。しかし、物価は既に目標の2倍に達しています。もちろんコストプッシュ型の物価上昇なので、日銀が期待したゴールではありません。また、今の景気状況で利上げが可能とも思いません。とはいえ、このままで本当に大丈夫なのか不安になります。
この状況で私ができることは、せいぜい僅かな節約と引き続きの地球PF運用くらいです。とりあえず自分ができることに集中したいと思います。
【姉妹サイト】